気圧というのは、空気による圧力のことでが、例えば未開封のポテトチップスのを袋を持って飛行機に乗ったり、高い山に登ったりするとパンパンに膨らんでしまいます。実は、人間の体も知らぬうちにポテトチップスの袋と同じように日々の気圧の変化の影響を受けています。しかし、身体の中には骨や血液などがあるのと、複雑に空洞があるため、膨らむことはありません。
では、どうのように影響を受けているかというと、耳の中に内耳という気圧センサーの役割をする器官があります。内耳が気圧を感じ取ると、脳の中枢にある自律神経に気圧の変化を伝えます。自律神経は常に自律神経には交感神経(興奮モード)と副交感神経(鎮静モード)のバランスを取って作用しています。しかしながら、現代人はずっと緊張やストレスが強いられる生活をしている関係で、この交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかない人が増えています。つまり、普段から自律神経が安定していないと、気圧の影響もさらに受けることになるので、深刻な不調を起こすことがあるのです。